【国別の投資環境まとめ】インドネシアについて

【国別の投資環境まとめ】インドネシアについて

こんにちは。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

ASEANや南西アジアはビジネス展開を考えるうえで、その『市場規模や成長性』において魅力的です。

一方で、課題やリスクもあるということを紹介しました。

現在、もう少し落とし込んで検討していくために、国別に見ています。

今日は『インドネシア』です。

ぜひご覧ください。

 

【国別の投資環境まとめ】インドネシアについて

インドネシアは世界第4位となる2億4千万人の人口規模を誇り、豊富な労働力を抱える生産基地としての位置づけに加え、所得水準の向上に伴い消費市場としての魅力も急速に高まっています。

一方で近年は、人件費の高騰を中心に事業コストが上昇し、インフラの整備、ビジネス環境の改善が十分に進んでいるとは言い難いようです。

 

ビジネスチャンス(メリット)

まとめ

・インドネシア経済は好調な内需、活発な直接投資、資源を中心とした輸出の拡大により順調に伸びている

・世界第4位の人口規模と、国民所得の増加に伴う消費市場の拡大が魅力

・国民所得の増加に伴い、中間層が拡大し、消費市場としての魅力が急速に高まっている

・日本企業による新規、拡張投資の多くは国内販売型

・インドネシアは世界有数の親日国家

・タイには見劣りするもの、裾野産業の集積も進んでいる

・従来は製造業が中心だった進出企業も、国民所得の増加に伴い飲食業界の進出も多く見られる

・生保業界の市場参入が相次いでいることは、国民所得の底上げを物語っている

 

ビジネス上の課題

①カントリーリスク

・民主化が進展し、ASEANで最も民主的な国家として認知

・一人当たりのGDPは約3500ドルだが、首都のジャカルタでは1万ドルを超える

・一方で、東部地域などでは1000ドル台の地域もあり国内の所得格差が大きい

・汚職の摘発は進められているが、インドネシアの汚職体質は根深い

・インドネシアでは素材産業が育っておらず、原材料の調達は輸入に頼っている

・資源に依存した輸出構造からの脱却が望まれる

・資源需要の低迷や価格の下落は、資源に依存した輸出構造では大きく打撃を受けてしまう

・よって、産業基盤の強化が不可欠

・経済格差是正の鍵はインフラの整備(インドネシアは大小1万の島からなる)

 

②オペレーショナルリスク

・安価な生産拠点としての位置づけは低価(国内従業員の賃金上昇が原因)

・生産効率の引き上げが課題

・電力事情は改善しているものの、十分とは言い難い

・インドネシアは豊富な天然ガスを有するものの、多くは輸出向けで国内の産業向けへの供給が十分でない

・インフラ未整備による道路渋滞がひどい

・取引先の不払い、延滞に伴う資金負担に警戒する必要がある

・過度に労働者寄りの労働法規。結果、労使双方にとって不利益な状況

・経済格差による、労働デモも激化(都市部は給料大な一方で地方はその恩恵を受けれていない)

・日ごろから良好な労使関係を築いておく必要がある

・宗教、文化、慣習への配慮が必要

 

③税務・通関

・以前と比較すると、税務環境は改善に向かっている

・一方で、徴税強化の動きは強まっているため注意が必要

・港の飽和状態が深刻化しており、通関に要する時間が長期化している

 

④法務・規制

・一般論で、インドネシアでは法律、規制の整備が十分に進んでおらず、その解釈も曖昧な場合が多い

・また、所管省庁に問い合わせても確たる回答が得られない場合がある

 

⑤セキュリティリスク

・治安の強化により、イスラム過激派による爆弾テロは減少

・鳥インフルエンザやデング熱、赤痢等の疫病には注意が必要

・首都ジャカルタにおいても排水機能は脆弱で、洪水対策が必要

 

 

いかがでしたでしょうか?

インドネシアのビジネス環境は課題が多い一方で、その市場規模や成長性からビジネスチャンスも大きいです。

課題のマイナス面を上回るメリットから、進出企業は今後も増えるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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