【配合設計】加熱アスファルト混合物に対する特別な対策③

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、加熱アスファルト混合物の配合設計について説明します。

 

加熱アスファルト混合物に対する特別な対策

剥離防止対策

アスファルト混合物において、アスファルトと骨材が剥離すると混合物が粒状化し破壊する。

剥離が生じると修復は困難なため、剥離が予想されるときには、下記のような剥離防止対策を実施する。

 

① フィラーの一部に消石灰またはセメントを用いる。使用量はアスファルト混合物全質量1~3%を標準とする。

 

② 剥離防止剤(アミン系界面活性剤など)を用いる。使用量はアスファルト全質量に対して0.3%以上とする。

 

③ 針入度の小さい(40~60)アスファルトを用いる。より効果を高めるために、剥離防止対策を施した改質アスファルトを用いることもある。

 

④ 配合は、できるだけ水密性の富むものにする。そのアスファルト量は配合設計で得られたアスファルト量の範囲の上限値を標準とする。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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