【舗装設計】舗装の構成について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、舗装の構成と役割についいて説明します。

 

 

舗装設計について

舗装の設計は、設計期間を通して設定された舗装の性能指標の値を満足するように、具体的に舗装構成を定めることであり、基本的に路面設計構造設計の2つを対象に行う。

設計にあたっては、求められる諸条件を明確にし、舗装の構成と役割、設計の流れなどを十分に理解しておく必要がある。

また、道路状況、沿道状況を調査し、環境の保全と改善などを勘案したうえで、ライフサイクルコスト再生資源の利用、必要に応じてライフラインなどに関連する構造物の管理方針などの外部要因も併せて検討することが望ましい。

 

 

舗装の構成と役割

一般に舗装は、アスファルト舗装コンクリート舗装に大別することができる。

 

アスファルト舗装

一般にアスファルト舗装は路床上に構築されるもので、表層・基層・上層路盤・下層路盤で構成される。

なお、摩耗・すべりに対処するために表層上に摩耗層を設ける場合や、舗装の保護・予防的維持などを目的として、表面処理層が施工されることもある。

 

(出典:一般社団法人 日本アスファルト協会)

 

コンクリート舗装

コンクリート舗装は、一般に路床上に構築されるもので、コンクリート版路盤の2層で構成される。

・コンクリート舗装の構造設計は、コンクリート版の疲労破壊によるひび割れの発生を基準とする

・コンクリート舗装の構造的な耐久性に対する性能指標は、コンクリート版にひび割れが発生するまでの疲労破壊輪数とする

・コンクリート舗装の構造設計は、一般に路盤の設計コンクリート版の設計の2段階に分けて行う

 

(出典:1級舗装施工管理技術者試験)

 

路床とは

舗装の支持層として構造計算に用いる層で、舗装の下の厚さ約1mの原地盤をいう。

路床は、一般に原地盤(自然地盤)からなるが、原地盤の上に改良した構築路床を設ける場合がある。

この場合には、原地盤と構築路床を合わせて路床という。

 

路体とは

路床の下の原地盤のこと

 

アスファルト中間層とは

路盤の耐水性、耐久性の改善を目的に路盤の最上部に設ける層。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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