舗装の設計方法と疲労破壊輪数

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、舗装の設計方法と疲労破壊輪数について説明します。

 

舗装の設計方法と疲労破壊輪数

疲労破壊抵抗性に重点を置いて設計する場合、理論的な設計方法経験に基づいた設計方法などがある。

どちらの方法を用いる場合でも、必要とされる疲労破壊輪数を有しているか確認する必要がある。

 

【設計における疲労破壊輪数の確認方法】

設計方法 疲労破壊輪数の確認方法
経験に基づく設計方法 技術基準に示された設計方法。

所用の疲労破壊輪数を有するものとして、経験により確認されており、改めて確認する必要はない。

理論的設計方法 供用されている道路で試験施工を行い、追跡調査で確認する。
実績のない新材料・新工法を採用する場合 TA法による場合は、その強度に応じて道路管理者が等値換算係数を設定し、試験施工を行い確認する。

理論的設計法による場合は、設計断面の応力、ひずみなどの実績のある断面と比較して、疲労破壊輪数を算定し、試験施工で確認する。

 

・経験に基づく設計方法、理論的設計方法のいずれを用いるのも自由である。

・実績のない新たな材料などを用いたアスファルト舗装について、TA法以外で舗装構造を評価する場合は、FWDで求めたたわみ量から疲労破壊輪数を推定して確認する方法がある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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