【舗装設計の考え方】信頼性を考慮した設計

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、舗装設計における信頼性を考慮した設計について説明します。

 

【舗装設計の考え方】信頼性を考慮した設計

設計に適用する信頼性

理論的設計方法、経験に基づく設計方法のいずれにあっても、設計条件を満足する舗装断面は、路床の支持力、舗装計画交通量などの設計入力の将来予測に伴うリスクなどに対応する必要がある。

設計に適用する信頼性には、以下の方法などが考えられ、それぞれ使い分ける。

 

・疲労破壊輪数や舗装計画交通量に信頼度に応じた係数を適用する方法

・地盤、材料の強度などに、信頼度に応じた係数を適用する方法

 

信頼度に応じたTAの計算式

技術基準に示されたTAの計算式(式1)は、信頼度90%に対応している。

信頼度90%以外のTAについても(式2)、(式3)などで求めることが出来る。

 

信頼度90%の場合

TA=3.84N0.16/CBR0.3 (式1)

 

信頼度75%の場合

TA=3.43N0.16/CBR0.3 (式2)

 

信頼度50%の場合

TA=3.07N0.16/CBR0.3 (式3)

 

TA: 必要等値換算厚

N: 疲労破壊輪数

CBR: 路床の設計CBR

 

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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