【舗装の設計方法】路面設計について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、舗装設計における路面設計について説明します。

 

路面設計について

路面設計では、設計期間にわたって設定された路面の性能指標の値を満足するように、路面を形成する層(一般に表層)の材料、工法および層厚を決定する。

また、路面設計は、新設、改築および大規模修繕ばかりでなく、補修時にあっても行うものとする。

 

路面設計の基本方針

路面設計では、主に以下の点を考慮して設計する。

 

① 塑性変形抵抗性

② 平たん性

③ 透水性・排水性

④ 騒音低減

⑤ すべり抵抗性

 

路面設計にあたっての留意点

① 路面設計では一般に表層に使用する材料、工法、厚さを決定する。

適用する材料と工法には、多種多様なものがあるため、それぞれに応じた設計を行うことが大切となる。

 

② 路面の性能に舗装構造が関連する場合は、舗装各層の構成についても検討する。

 

③ 路面の性能指標によっては、必要に応じて供用後一定期間を経た時点の値を設定する。

 

④ 設定された路面の性能指標が、防水性あるいは防塵で大型車の通行がほとんど無い時は、瀝青路面処理を表層として用いる場合がある。

 

⑤ 設定された路面の性能によっては、平たん性のように施工の影響や基層の性能の影響を受けるものもあるため、基層を含めた施工方法についても考慮する必要がある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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