鉄道の役割について

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、鉄道の役割について紹介します。

 

鉄道の始まり

日本の鉄道は、1872年(明治5年)に新橋・横浜間が開通して以来、陸上交通の要として産業経済の発展に寄与してきた。

しかし、自動車や航空機の目覚ましい輸送力の伸びにより、鉄道輸送に陰りが出始め、ローカル線の一部には廃業第三セクター(半官半民の企業体)による営業へ移っていった。

 

鉄道の役割

鉄道とは、旅客・貨物運搬用の車両を一定のガイドに沿って運転する施設のことをいい、2条のレール上を自走する車両によって輸送を行う施設(普通車両)のほか、モノレール、トロリーバス、鋼索鉄道、索道など一定のガイドに沿って運転する施設も含まれる。

 

鉄道は本来、公共性も高く、高速性・大量性という特徴が発揮できるので、鉄道の重要性が見直されるようになってきた。

また、新幹線鉄道網の開発・整備によって輸送力の増強やスピードアップが進み、さらに高速化の研究が続けられている。

一方、在来線を高速化して、高速鉄道ネットワークをつくるという交通政策の方向が打ち出されており、再び、鉄道輸送に期待するところが大きくなってきた。

 

運転制御システム

安全な列車運転のために、現在、

・ATS

・ATC

・CTC

などの運転制御が行われている。

 

自動列車停止装置(ATS:automatic train stop)

列車が停止信号の手前の一定距離に達すると、車両の警報ベルが鳴り乗務員に注意し、必要な制御操作を知らせる装置のこと。

 

自動列車制御装置(ATC:automatic train control)

先行列車と後続列車の間隔および進路条件に応じて自動的に列車を減速し、所定速度になったら自動的にブレーキを解除する装置のこと。

 

列車集中制御装置(CTC:centralized traffic control)

中央制御室で、各駅から送られてくる列車運転情報をもとに指令判断を行い、多数駅での列車運行を1か所で遠隔制御するもの。

 

コムトラック(COMTRAC:computer aided traffic control system)

鉄道ではATS、ATCによって列車間隔を、CTCによって運行管理、進路設定などを自動化・集中化してきた

これらを更に進め自動化したものが、コムトラックである。

 

次世代列車運行システム(CBTC:communications based tarain control system)

CBTCは、無線で列車の位置や運行の管理を行うシステムである。

地上設備を軽減することが可能となり、世界で100路線以上導入されている。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

お仕事のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。

電話番号: 087-874-6843

FAX:   087-874-6845

お問合せフォームはこちら

 

↓弊社業務の施工事例です。

 

↓弊社HP