【測量の歴史】過去の偉人

測量

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、測量の歴史について説明します。

 

【測量の歴史】過去の偉人

豊臣秀吉

豊臣秀吉がサルと呼ばれたいた状態から関白太政大臣へと驚異的な出世をしたターニングポイントは、土木的な才能を持っていたことが関係していたことは間違いないであろう。

また、歴史上に残る戦国武将は概ね優秀な土木技術者であった。

その中でも、豊臣秀吉は、ずば抜けた才能を有し天下をとった。

天下人となってから実施された太閤検地(1582~1598年)は、応仁の乱(1467年)以降、不統一な状態の度量衡・土地台帳を全国的規模の土地測量を実施して、土地台帳の整備・一大国絵図を作成したものである。

検地は、田畑の調査・測定により、耕地と収穫量を求める・年貢賦役を決定する。

 

伊能忠敬

伊能忠敬は、地球を測るための第一歩として日本を測った男である。

伊能忠敬は、50歳まで豪商・伊能家の当主としての人生を歩み、50歳以降は日本を測ることに人生を費やした。

50歳以降、15年の歳月を費やして、日本列島をくまなく歩き、北は蝦夷地(北海道)、南は薩摩・屋久島(鹿児島)まで34,900km(地球一周分)を歩いた。

その結果、自らの足とわずかな道具を使って、初めて日本列島の正確な地図を作ったのである。凄すぎる。

その地図は、8枚組の日本地図、214枚一組の途方もない地図であった。

 

【大日本沿海輿地全図(伊能図)】 縮尺S=1/38,000

 

この地図によって、日本列島の正確な姿が初めて明らかになった。

伊能図は、近代的な日本地図であり、その精度は後年、国際的にも高い評価を得た。

 

伊能忠敬の地図作成

距離の測定

1歩の歩幅が長さの単位

歩くという繰り返し動作の『単位』は1歩歩幅、1歩=69㎝にて測定した。

距離=歩幅×歩数

 

海岸線などの曲がり具合の測定

半円方位盤、梵天などを利用した。

 

坂道の長さから底辺の長さを割り出す

・坂道の長さlを測定

・象限儀を用いて確度θを測定

・底辺の長さLを求める

L=l・cosθ

正確な地図に必要な距離は、底辺の長さLだからである。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

お仕事のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。

電話番号: 087-874-6843

FAX:   087-874-6845

お問合せフォームはこちら

 

↓弊社業務の施工事例です。

 

↓弊社HP