地形測量について

測量

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、地形測量について説明します。

 

地形測量について

地形測量とは、地形・地物の位置や形状を目的に応じて測量し、その結果から一定の縮尺と図式を用いて地形図を作成するための作業である。

 

地形測量の順序

①縮尺の決定

縮尺とは、実際の長さをどの程度縮めて地図に描くかのことである。

縮尺の大小(現在、多く使用されている区分)

 

【大縮尺(地物は大きく表示される)】

1/10,000 以上

【中縮尺】

1/10,000 ~ 1/100,000

【小縮尺(広範囲に表示できる)】

1/100,000 以下

 

よって、必要な内容が十分表現できるように縮尺を選ぶ必要がある。

 

②踏査・選点

関係地域の地図や空中写真を参考にして、実際に測量地域を調査し、骨組となる基準点を定める作業。

選点の仕方は測量作業の能率、経費、精度に大きな影響を与えるため、十分な知識・経験・判断が必要になる。

 

③骨組測量

地形測量に必要な骨組を定める測量のこと。

 

④細部測量

骨組測量によって定められた各測線の位置および高さを基準にし、地物・地形を測定、これを一定の縮尺、図式で図示する測量のこと。

 

【地物の測量】

人工的な交通施設、建物、自然の河川、植生などの位置を地図上に表示すること。

 

地形の測量

地表面の高低起伏の状態を測量し、図面に表すこと。

【等高線による方法】

等高線とは、台地や丘、山や谷の形を表現するのに、同じ高さのところをたどった線をいう。

等高線を正確に、能率的に描くためには地性線を基準にする。

 

地性線とは

地表面の形状を表す骨組となるもので、下記のようなものがある。

① 凸線(稜線)・・・高く盛り上がった部分を連ねる線

② 凹線(谷線)・・・低くくぼんだ部分を連ねる線

③ 最大傾斜線・・・傾斜が一番急になる方向線

④ 傾斜変換線・・・傾斜の違った2つの面が交わってできる線

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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