こんにちは。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
弊社はアスファルト舗装の業務をメインに実施しております。
さて、皆さまはアスファルト舗装の工事がどのような手順で進んでいくかご存知でしょうか?
本日は実際の作業工程を写真を交えながらご紹介したいと思います。
ぜひご覧ください。
小規模なアスファルト舗装の修繕工事
①着工前

写真のマンホール周りに数㎝の段差があり、大型の車両が通行すると車両が跳ねてしまい騒音が発生してしまうという問題がありました。
付近に住まわれている住民の皆様にとってはこの騒音がストレスになってしまいますし、段差があることによって事故などが発生してしまう可能性も0ではありません。
そこで、マンホール周りのアスファルトをはぎ取り、新たに舗装し直すことで段差を解消させます。
②既設アスファルト舗装版の取り壊し

カッターと呼ばれる機械で、既設のアスファルト舗装版を直線的に切断します。
カッターで切断することで施工完了時の見栄えが綺麗になります。
今回の現場は小規模なので、コンプレッサーでハツることで既設のアスファルト舗装版を取り壊していきます。人力ですので、作業的には労力を要します。
通常であればユンボでアスファルト舗装版を取り壊します。その方が、作業的には楽だからです。
③路盤の締固め

アスファルト舗装版の下にある路盤を転圧機械で十分に締固めます。
路盤が十分に締め固まっていないと、時間が経つと沈下してしまい再度段差が出来る原因となります。
写真の機械はランマ―と呼ばれるもので、締固める能力は非常に高いです。
④アスファルトを敷設、締固め

アスファルトを敷設し綺麗に敷き均します。施工面積が小さいので人力での作業になります。
敷き均した後、転圧機械で十分に締固めます。
④完成

段差が解消され、これで完成です。
アスファルトは、施工時の温度が約130度~150度ほどあり非常に高温です。
施工後は、表面の温度が50度以下になってから道路を開放します。それ以上だと、車両が通った際に轍が出来てしまったりタイヤに悪影響が出てしまいます。
いかがでしたでしょうか?
今回のような小規模の工事であれば、アスファルト材料を準備しておくことで小一時間で作業は完了します。
行政が管理する道路で段差などにより騒音が発生したり、危険の発生が予測される場合は行政に連絡し修繕してもらうと良いでしょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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