こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、道路のアスファルト舗装に伴う、マンホール(人孔蓋)の嵩上げ工事について紹介します。
【アスファルト舗装・事前工事】マンホール(人孔蓋)の嵩上げ工事(香川県高松市)
施工前
道路上には水道や下水、電気やガスなどのマンホールがあります。
アスファルト舗装の修繕工事をする場合、これらマンホールの高さを変更させなければならなことがあります。
マンホールの高さを適切に変更させなければ、アスファルト舗装の修繕後、マンホールの高さが低すぎたり高すぎたりし、そこが段差となって危険になるためです。
マンホール周りのアスファルト舗装の撤去
マンホールの高さを調整するため、マンホール周りのアスファルト舗装を撤去する必要があります。
エアーブレーカーで、アスファルトをハツリます。
マンホール周りのアスファルトおよび既存のマンホールを撤去します。
古いマンホールは廃棄し、新しいマンホールを設置することが多いです。
コンクリート削孔(アンカー設置)
マンホールの高さを調整するためのボルトセットです。
マンホールの高さを調整するためのボルトを設置するために、アンカーを設置する必要があります。
マンホール下のコンクリート基礎に削孔を実施します。
アンカーを埋め込み、調整ボルトを設置していきます。
調整ボルトの設置(マンホール高さの決定)
調整ボルトにより高さを調整することで、マンホール高さを決めます。
この時点でマンホールと、アンカーを設置したコンクリートの間には隙間があるため、その隙間をモルタル(グラウト材)で埋めることが必要になります。
無収縮モルタル(グラウト材)の打設
マンホールの内側と外側に型枠を設置します。
型枠の設置により、モルタルが内外に流れ出ることを防ぎます。
モルタルを練り上げます。
モルタルを流し込み、マンホールと既存コンクリートの間の隙間を埋めます。
無収縮モルタルは数十分で固まる、超速硬です。
完成
マンホール蓋を設置し、マンホール周りを仮舗装して完成です。
この後、本工事である道路のアスファルト舗装修繕工事を実施します。
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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