【薬液注入工法】薬液注入工法の計画および施工にあたっての留意点について①

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、薬液注入工法の計画および施工にあたっての留意点について説明します。

 

【薬液注入工法】薬液注入工法の計画および施工にあたっての留意点について①

薬液注入工法の計画および施工にあたっては以下のような留意点がある。

 

① ゲルタイムの設定

薬液のうち、硬化剤、助剤の量の増減により行うが、水温、水質等によりその量は一義的にが定まらないため、その都度現場で確認しながら行う。

 

② 注入速度の決定

現場試験工事等の結果から目安となる注入速度を設定し、圧力の状況や周辺への影響を見ながら工事の安全注入効果を考慮して、その都度決定していくことが必要である。

 

③ 止水を目的とした場合の注入材

通常、浸透性に優れた溶液型を用いるが、砂礫で細粒分が少ない場合は、懸濁液型の注入材を用いることも可能である。

 

④ 地盤中の空隙充填を目的とした場合の注入材

ホモゲル強度が大きく安価な、セメント・ベントナイト系の注入材や懸濁液型の注入材を用いる。

 

⑤ 透水性に関する試験施工の効果確認

透水性に関する注入効果は、注入範囲のうち何か所かの深度で試験を行い、それぞれの地点で透水係数値が小さくなったことで確認する。

 

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