【品質検査】アスファルトのコア抜き検査

施工事例紹介

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

アスファルト舗装の品質検査の1つに、施工後のアスファルト舗装の一部を抽出し、各種性能を検査するものがあります。

本記事では、アスファルトのコア抜き検査の作業状況等を紹介します。


 

コア抜き検査の施工

コア抜き検査状況

コア抜き検査の施工状況です。

作業は、専用の機械を用いて行います。

コアカッターと呼ぼれる機械で、アスファルトを円柱状に抽出することができます。

エンジンを搭載しており、ガソリンと専用オイルの混合燃料で稼働します。

 

抽出したコア

抽出したアスファルトのコアです。

アスファルトの表層の施工時に厚みを測定しますが、施工後にもコアを抽出することで本当に設計通りの厚みを確保しているかを確認します。

コアの4か所の厚みを測定し(発注者にて)、その平均を算出します。

写真では、厚みの平均が56㎜(設計は50㎜)のため、十分な厚みを得れています。

一方で、少し厚すぎる感もあり、つまりアスファルト混合物を多く使用している可能性もあり経済的ではないとも取れます。

 

コアの検査

抽出したコアは、検査に出し、密度、粒度、アスファルト量等が問題ないかを調査します。

 

 

以上のように、コア抜き検査はアスファルトの厚みや密度などを調べる重要な検査となります。

アスファルトの厚みや密度は、供用後の道路の耐久性にも影響するため、非常に重要な指標となります。

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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