【アスファルト舗装】アスカーブの施工方法

施工事例紹介

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスカーブの施工方法について紹介します。


 

アスカーブとは

アスカーブとは、アスファルトで作る『縁石』のようなものです。

雨水など道路に発生する水を、排水溝などへ導水させる役割を持ちます。

道路の路肩に排水溝を設置できない場合や、そもそも無い場合に設置します。

アスカーブを設置することで、雨水などを適切に排水溝や川などに流すことができます。

 

【アスカーブの写真】

写真左側に設置された台形の形をしたものがアスカーブです。

 

 

アスカーブの施工方法

施工前

施工前の写真です。

写真のガードレール左側は崖になっており、崖側に水が流れないようガードレール下にアスカーブを設置していきます。

 

乳剤塗布

アスカーブを設置する箇所(線)にアスファルト乳剤を塗布していきます。

乳剤を塗布することで、アスカーブと既存道路との接着性を高めます。

 

アスカーブの設置

アスカーブの施工は、専用の機械を用います。

機械の中に、アスファルトを投入することで機械からところてんのようにアスカーブが出てきます。

出てきたアスカーブが若干崩れていたり表面が美しくない場合があるため、人力で綺麗に仕上げます。

 

アスカーブのサイズ

アスカーブのサイズは数種類あり、専用機械のアスカーブ吐出出口のサイズによって変化します。

写真のアスカーブは、上辺が100㎜、下辺が230㎜、高さが120㎜です。

 

完成

完成です。

アスカーブの専用機械とアスファルト混合物があれば、施工は非常に速く終わります。

田んぼに水が入って困っている場合や、水が流れ落ちて欲しくない場所がある場合に重宝することがあると思います。

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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