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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、河川堤防の施工にあたっての留意点について説明します。
【河川】河川堤防の施工にあたっての留意点について②
基礎地盤処理にあたっての留意点
① 基礎地盤処理の目的
基礎地盤処理は、盛土と基礎地盤とのなじみをよくすること、地盤の安定を図ることにより支持力を増加させることなどが目的である。
② 障害物の除去
基礎地盤に切株や草木などの有機物を残したままで盛土を行うと、盛土後にそれらの腐食によって、堤体に緩みや有害な沈下が生じる危険性があり、基礎地盤面下約1m以内に存在する切株、竹根その他の障害物は入念に除去し、また表層が腐植土などの場合は盛土材で置換することが必要である。
③ 基礎地盤かき均し
基礎地盤に極端な凹凸や段差がある場合は、できるだけ平たんにかき均し、均一な盛土を仕上げるようにする。
④ 排水処理
水溜りなどの処理には、排水溝を設けて堤敷外へ排水を行うなど配慮をし、湧水があるときには、盛土後も有効な排水ができるように排水管などを用いて堤内地側へ導き、盛土内への水の侵入の影響が及ばないようにすることが必要である。
以上です。
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