【コンクリート構造物の施工】コンクリート材料について

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香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート構造物の施工における『コンクリート材料』について説明します。

 

【コンクリート構造物の施工】コンクリート材料について

コンクリートの材料は、主に下記の4種類で構成される。

 

セメント

① ポルトランドセメントは、JISR5210において、普通、早強、超早強、中庸熱、低熱、耐硫酸塩ポルトランドセメントの6種類が規定されている。

 

② 混合セメントは、JISR5211~5214において以下の4種類が規定されている。

・高炉セメント: A種・B種・C種の3種類

・フライアッシュセメント: A種・B種・C種の3種類

・シリカセメント: A種・B種・C種の3種類

・エコセメント: 普通エコセメント、速硬エコセメントの2種類

 

練り混ぜ水

① 一般に上水道水を使用し、河川水、湖沼水、地下水、工業用水は、鋼材を腐食させる有害物質を含まない水を使用する。

 

② 海水は一般に使用してはならない。

 

骨材

① 細骨材は、10㎜網ふるいを全部通り、5㎜網ふるいを質量で85%以上を通る骨材をいう。

 

② 粗骨材は、5㎜網ふるいに質量で85%以上留まる骨材をいう。

 

③ 細骨材の種類としては、砕砂、高炉スラグ細骨材、フェロニッケルスラグ細骨材、銅スラグ細骨材、電気炉酸化スラグ細骨材、再生細骨材がある。

 

④ 粗骨材の種類としては、砕石、高炉スラグ粗骨材、電気炉酸化スラグ粗骨材、再生粗骨材がある。

 

⑤ 骨材の含水状態による呼び名は、絶対乾燥状態、空気中乾燥状態、表面乾燥飽和状態、湿潤状態の4つで表す。示方配合では、表面乾燥飽水状態を吸水率や表面水率を表す時の基準とする。

 

混和材料

① 混和材は、コンクリートのワーカビリティを改善し、単位水量を減らし、水和熱による温度上昇を小さくするもので、主な混和材としてフライアッシュ、シリカフューム、高炉スラグ微粉末等がある。

 

② 混和剤は、ワーカビリティ、凍霜害性を改善するものとしてAE剤、AE減水剤等があり、単位水量及び単位セメント量を減少させるものとしては、減水剤やAE減水剤等、その他高性能減水剤、流動化剤、硬化促進剤等がある。

 

 

以上です。

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