こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、路体盛土について説明します。
路体盛土について
路体盛土は長期にわたって繰り返し作用する交通荷重を確実に支持し、大きな沈下や変形を生じないこと、また、降雨、浸透水あるいは地震力のような破壊要因に対しての安定性が確保されていることが要求される。
路体盛土の材料
盛土材料は、施工が容易で、圧縮性が小さく、締固め後のせん断強度が強く、吸水による膨張性が低い良質土であることが望ましいが、調達できる材料の品質が多少劣る程度のものであれば、安定処理や補強工法等の適用を考慮して、適切に使用することが必要である。
路体盛土の施工
路体盛土の締固め
盛土の敷きならし厚さは、粒度、土質、締固め機械と施工法などの条件に左右される。
一般的に路体では、1層の締固め後の仕上がり厚さを30㎝以下とする。
その場合の1層あたりの敷きならし厚さは35~45㎝程度としている。
施工中の排水勾配
施工中の締固め後の盛土表面は、自然排水勾配を確保するために4%程度の横断勾配をつけ、雨水の滞水や浸透などが生じないよう表面を円滑にする。
構造物に接する盛土の排水
橋台、カルバートなどの横断構造物に接する盛土は、施工中、施工後ともに水が集まりやすいので、施工中の排水勾配を確実にするとともに、地下排水工の設置などの排水対策を十分に行う。
以上です。
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