こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、アスファルト舗装の補修工法の概要について説明します。
アスファルト舗装の補修工法の選定および施工上の留意点について
切削工法
路面の凸部等を切削除去し、不陸や段差を解消する工法で、オーバーレイ工法や表面処理工法の事前処理として行われることも多い。
表面処理工法
既設舗装の表面に、加熱アスファルト混合物以外の材料を用いて３ｃｍ未満の封かん層を設ける工法である。
パッチングおよび段差すり付け工法
パッチングおよび段差すり付け工法は、ポットホール、くぼみ、段差などを応急的に充填し補修するものである。
材料は、加熱アスファルト混合物、瀝青材料や樹脂結合材料系のバインダを用いた常温混合物などがある。
薄層オーバーレイ工法
既設舗装の上に、３ｃｍ未満の加熱アスファルト混合物層を舗設する工法である。
路上表層再生工法
現位置で既設アスファルト混合物層の加熱、かきほぐしを行い、これを材料とし必要に応じて新しいアスファルト混合物や再生用添加剤を加えて混合し、表層の再生構築を行う工法である。
表層・基層打換え工法
既設舗装の表層または基層まで打ち換える工法である。
オーバーレイ工法
厚さ３ｃｍ以上の加熱アスファルト混合物層を既設舗装上に舗設するものである。
オーバーレイ厚は、沿道条件などから最大１５ｃｍ程度とし、これ以上の厚さが必要な場合は他の工法を検討する。
打換え工法
既設舗装の路盤もしくは路盤の一部までを打ち換えるものである。
状況によっては、路床の入れ換え、路床または路盤に対する安定処理を行うこともある。
路上路盤再生工法
路上において既設のアスファルト混合物を破砕し、セメントやアスファルト乳剤などの安定材と既設の路盤材料等とともに混合、転圧して安定処理路盤を構築する工法である。
以上です。
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