こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、配水管の敷設にあたっての施工上の留意点について説明します。
【上水道の施工】配水管の敷設にあたっての施工上の留意点①
配水管の敷設にあたっては、次のような留意点がある。
① 試掘調査
工事の施工に先立ち地下埋設物の位置を確認するために行う試掘は、原則として人力掘削により行い、掘削中は地下埋設物に十分注意し、損傷を与えないようにする必要がある。
② 配水管の敷設場所
配水管は、維持管理の面から、公道に敷設することを原則とする。
公道に敷設する場合は、道路法および関係法令によるとともに道路管理者との協議によって行い、公道以外に敷設する場合でも、当該管理者からの使用承認を得る必要がある。
③ 配水管の敷設位置
配水本管は道路の中央寄りに敷設し、配水支管は一般に道路幅員が広くない場合は道路の片側に、かなり広い場合は両側の歩道または車道の両側に敷設する。
④ 配水管の土被り厚さ
道路法施工例では、水管の本線を埋設する場合においては、その頂部と路面との距離(土被り厚)は1.2m(工事実施上やむを得ない場合は0.6m)以下としないと規定されている。
⑤ 鋼管を埋設する場合の土被り厚さ
管径300mm以下の鋼管を埋設する場合、水道管の頂部と路面との距離は、当該水道管を設ける道路の舗装厚さに0.3mを加えた値以下としない。
ただし、当該値が0.6mに満たない場合は0.6m以下としないと規定されている。
⑥ 他の埋設物との距離
配水管を他の地下埋設物と交差または近接して埋設するときは、維持補修の便利性や事故発生の防止のため、少なくとも30cm以上の間隔を保つ必要がある。
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