こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、山岳トンネルの掘削方式について説明します。
【トンネル】山岳トンネルの掘削方式について
トンネルの主な掘削方式には
・発破掘削
・機械掘削
・発破および機械掘削の併用方式
・その他
の手段がある。
各掘削方式の分類と概要を以下に記す。
発破掘削
発破掘削は主に硬岩から中硬岩の地山に適用され、一般に切羽の中心の一部を先に爆破し、新しい自由面を次の爆破に利用する。
余掘りの少ない平滑な掘削面とする工法として、スムーズブラスティング工法などがある。
機械掘削
機械掘削はブーム掘削機等による、自由断面掘削方式と全断面掘削機TBM(トンネルボーリングマシン)による全断面掘削方式がある。
① 自由断面掘削方式
自由断面掘削方式の掘削はブーム掘削機等により行い、軟岩や土砂地山に適用されることが多い。
近年は、周辺環境上の制約から、中硬岩から硬岩の地山にも多く適用されている。
② 全断面掘削方式(TBMによる掘削)
TBMによる掘削は中硬岩、硬岩の地山に適用され、地山が良好な場合高速掘進が可能であるが、初期投資が大きいこと、一般に掘削径の変更が困難なことなどの問題がある。
また、掘進時にローリングが発生すると、施工能率の低下やベルトコンベアの作動に支障を生じさせることがあるので、注意が必要である。
発破および機械掘削の併用
1本のトンネルを発破掘削区間と機械掘削区間に分けて施工する方式、発破により硬岩地山を緩ませた後に機械掘削を行う方式、TBMによる導坑掘削の後に発破掘削によって拡幅する方式等がある。
以上です。
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