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【香川県坂出市】緩衝緑地再整備へ基盤整備検討調査に着手、PPP・PFI導入視野
日刊工業新聞より
香川県坂出市は、都市公園「坂出緩衝緑地」(番の州公園5)の再整備に乗り出す。
国土交通省が2022年度第3回の官民連携基盤整備推進調査費の配分を決めた。
事業費は2600万円でうち半分に国費を充てる。
地域活性化につながる基盤整備検討調査として、概略設計や整備・管理運営へのPPP/PFI導入可能性の検討を行う。
同緑地は幅50メートル、延長1850メートルで広さは9ヘクタールに及ぶ。
北側に位置する臨海工業団地開発に伴い、環境対策と新しい市街地整備を目的に整備した。
1980年に供用開始した。
近接する本四高速道路坂出北ICが2024年度にフルIC化を予定。
高速交通ネットワークの強化による交通量の増加が見込まれ、民間投資の誘発効果が期待される。
中心市街地にある広大なオープンスペースで、有効活用が求められる。
市は再整備でにぎわい創出のための交流拠点を目指す。
27年度にPPP/PFI事業者による整備・管理を始めるスケジュールを想定している。
同緑地を所有する県は、Park-PFI(公募設置管理制度)やPFIの導入を検討するためにサウンディング(対話)型市場調査を昨年12月に実施した。
カフェや物販店の整備などの提案があったという。
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