【鉄道】(土構造物)盛土について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、鉄道分野の土構造物における盛土について説明します。

 

【鉄道】(土構造物)盛土について

鉄道の土構造物は、土、岩石等を材料として構築された構造物およびこれに接する構造物の総称で、路盤、盛土、切土、補強土、排水工、法面工及びこれらに類するものとされている。

 

盛土の種類

鉄道の土構造物の盛土は、上部盛土と下部盛土に区分され、原地盤から施工基面までの高さが3m以下のものを低盛土という。

 

盛土の計画及び施工上の留意点

盛土の計画及び施工上の留意点として以下のようなものがある。

 

① 盛土の区分

盛土の施工基面から3mまでの部分を上部盛土、その下を下部盛土といい、上部盛土は路盤部分を含めない部分とする。

 

② 締固めの程度

列車荷重に影響の大きい上部盛土における締固めの程度は、平板載荷試験によるK30値で70MN/m3以上とする。

下部盛土は、盛土材料の細粒分含有率に応じて適切な管理方法を定めて所定の締固め程度を確認する。

 

③ 締固め度管理の方法

上部盛土の締固め度の管理は、平板載荷試験を用いて行うことを標準としているが、RI(ラジオアイソトープ)を用いる場合は計測頻度を多くすることができる。

 

④ 大きな岩塊等の利用

大きな岩塊や発生コンクリート塊等を用いると転圧施工が困難となるので、特に路盤面より1m以内には混入させないようにする。

 

⑤ 腹付け盛土

腹付け盛土を行う場合、列車荷重の影響の大きい上部3mの部分の盛土は、良質の盛土材料を用いて締固め度を満たす必要がある。

また在来盛土の表層部は、新設盛土の上部盛土と同じ盛土材料に置き換えるのが望ましい。

 

⑥ 法面付近の締固め

土羽土として盛土本体と異なる材料を用いる場合でも、法面付近の締固めや整形を行い盛土本体と同程度に締め固めるように施工する。

 

⑦ 縦下水

縦下水は、路盤排水工および法面排水工で集水した表面水の排水を目的として設置するもので、その設置間隔は50mに1箇所を目安にする。

 

 

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