普通コンクリート版の施工方法と施工上の留意点①

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、普通コンクリート版の施工方法と施工上の留意点について説明します。

 

普通コンクリート版の施工方法と施工上の留意点

① 準備工

コンクリート版の下層にアスファルト中間層及び瀝青安定処理路盤を用いる場合は、路盤表面に石粉等を塗布して付着を軽減させる。

また、路盤が吸水性の場合は、打込み直前にこれを適切に湿った状態にしなければならない。

 

② コンクリートの運搬

コンクリートは、材料の分離を防ぐことができるような方法で運搬し、舗設位置でのスランプが5cm以上の場合は、アジテータトラックを用い、スランプが5cm未満の場合は、ダンプトラックを用いる。

 

③ コンクリートの荷下ろし

荷下ろし機械を用いずにコンクリートをダンプトラックから直接荷下ろしする場合は、できるだけ何回にも分けて荷下ろしし、材料分離を防ぐとともに荷下ろし作業を容易にする。

 

④ コンクリートの敷き均し

コンクリートの余盛

コンクリートの敷き均しは、スプレッダを用いて、全体ができるだけ均等な密度になるよう余盛をつけて行う。

コンクリートは締固め時に勾配の低いほうに流動することから、余盛厚さは横勾配の高いほうを多くし、低い方を少なくしておく。

 

鉄網を用いた場合の敷き均し

鉄網を用いた普通コンクリート版をセットフォーム工法で施工する場合、敷き均しは鉄網を境にして下層および上層の2層で行う。鉄網を用いない場合は、1層で敷き均す。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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