こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、コンクリート舗装の補修に関する施工上の留意点について説明します。
コンクリート舗装の補修に関する施工上の留意点について
取壊しの最小単位
版を打ち換える場合の版の取壊しは、版1枚を最小単位として行う。
既設版と接する縦目地
コンクリート版を打ち換える際の既設版と打換え版とが接する縦目地は、タイバーを設置することを原則とする。
タイバーの設置は、穿孔またはロックボルトとする。
隅各部の局部打換え
隅各部の局部打換えにおいて、路床、路盤が不良で施工面積が小さく転圧作業が困難の場合には、ソイルセメントなどで置き換える。
オーバーレイ工法の応力緩和層
アスファルト混合物によるオーバーレイ工法で、リフレクションクラックの早期発生が予測される場合には、クラック抑制シートや応力緩和層の設置を検討する。
横断方向のひび割れ部の置換え
コンクリート舗装版の横断方向のひび割れに対する局部打換えで、ひび割れが目地から３ｍ以上の位置に生じている場合には、そのひび割れ部を収縮目地に置き換えて局部打換えを行う。
初期ひび割れの処置
初期ひび割れの処置としては、舗設したコンクリートがまだ固まらないうちに、比較的小さな乾燥によるひび割れや沈下ひび割れが発見された場合はコテなどで修復する。
以上です。
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