【コンクリート構造物の施工】運搬について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート構造物の施工における運搬について説明します。

 

【コンクリート構造物の施工】運搬について

現場までの運搬と現場内での運搬に関しては、以下の点に注意する。

 

練り混ぜから打設終わりまでの時間は、一般には、外気温25℃以下のときには2時間以内、25℃を超えるときには1.5時間以内を標準とする。

 

現場までの運搬については、運搬距離が長い場合や、スランプの大きいコンクリートの場合は、トラックミキサやトラックアジテータを使用する。

またレディーミクストコンクリート(工場生産のコンクリート)は、練り混ぜを開始してから荷下ろしまでの時間を1.5時間以内とする。

 

現場内での運搬については下記の点に留意する。

・コンクリートポンプの輸送管の径は、各種条件を考慮し圧送性に余裕のあるものを選定する。

・コンクリートポンプの配管経路はできるだけ短く、曲がりの数を少なくする。

・圧送に先だち、コンクリートの水セメント比より小さい水セメント比の先送りモルタルを圧送し

配管内面の潤滑性を確保する。

・バケットは材料分離を起こしにくく、コンクリートの排出が容易なものとする。

・シュートは縦シュートの使用を標準とし、コンクリートが1箇所に集まらないようにし、やむを得ず斜めシュートを用いる場合、傾きは水平2に対し鉛直1程度を標準とする。

・ベルトコンベアを使用する場合、終端にはバッフルプレートおよび漏斗管を設ける。

・手押し車やトロッコを用いる場合は、運搬路は平らで運搬距離は50~100m以下とする。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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