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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、ダムコンクリート打設に関する施工上の留意点について説明します。
【ダムの建設】ダムコンクリート打設に関する施工上の留意点
暑中・寒中コンクリート
日平均気温が25℃を超える可能性のある場合は、暑中コンクリートとして適切な処理をする必要があり、日平均気温が4℃以下となる場合は、日中においてもダムコンクリートの表面が凍結する可能性が高いので、寒中コンクリートとして適切な措置をとる必要がある。
温度規制
水和熱の影響による最高上昇温度の制御
高炉セメント、中庸熱セメントなどの低発熱性セメントを用いるとともに、フライアッシュ等により単位セメント量を少なくする。
パイプクーリング
パイプに冷水を流して水和熱を取り去り、コンクリートの温度を低下させる方法で、柱状工法に用いる。
プレクーリング
ダムコンクリートの材料の一部または全部を冷却して混合し、打ち込み時のコンクリート温度を下げて、最高上昇温度を抑制する方法。
グリーンカット
打継目のグリーンカットは、コンクリートが完全に固まる前に、圧力水あるいは圧縮空気との混合水の吹付けによって行い、柱状工法では粗骨材の表面が現れる程度まで、面状工法ではレイタンスが除去されて新鮮なモルタルが現れ、粗骨材の表面がほとんど現れない程度にレイタンスを除去する。
降雨時のコンクリートの打設
降雨時のコンクリートの打ち込みは柱状工法などの有スランプコンクリートでは時間雨量が4mm以上の場合、RCDコンクリートでは時間雨量が2mm以上の場合には、打込みを中断する必要がある
以上です。
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