【大成建設】CO2排出収支をマイナスにするコンクリを開発

時事通信

 

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大成建設は技術開発に強いようです。

 

【大成建設】CO2排出収支をマイナスにするコンクリを開発

 

日刊建設工業新聞より

 

 

大成建設は16日、製造過程で排出する二酸化炭素(CO2)の収支をマイナスにするカーボンリサイクル・コンクリートを開発したと発表した。

セメントの代わりに高炉スラグなどを使うことで、一般的なコンクリートと比較して製造時のCO2排出量を大幅に削減する。

さらにCO2を使った炭酸カルシウムを添加することでコンクリート内部にCO2を固定し、結果的に本来大気中に排出されるCO2量を削減する。

開発した「T-eConcrete/Carbon-Recycle」は、製造時にセメントを使わない同社の環境配慮コンクリート「T-eConcrete」を発展させた。回収したCO2から製造した炭酸カルシウムを介して、内部にCO2をとどめることが可能。

コンクリート1立方メートル当たり70~170キロのCO2を固定できる。

コンクリート材料内部へのCO2固定と産業副産物の高炉スラグの使用により、製造過程のCO2収支は1立方メートル当たりマイナス55~マイナス5キロになるという。

回収したCO2を製造時に直接コンクリートに吸収させないため、コンクリート内部の鉄筋の腐食を防ぎ、RC構造物の耐久性が持続する。生コン工場の通常設備で製造が可能。

強度特性や、施工性の指標となる流動性は一般的なコンクリートと同等で、一般的なコンクリートと同様に施工できる。

同社は今後、カーボンリサイクル材料の開発・市販の状況を踏まえ、開発したコンクリートを現場打ちコンクリートや二次製品など多様な建設資材に取り入れていく。

コンクリートのカーボンリサイクルに当たっては、回収したCO2を直接コンクリートに吸収させるとコンクリートが中和され、鉄筋の防せい機能を失ってしまうことなどが課題だった。

 

【大成建設HPより】

 

 

以上です。

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