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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
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【東京都】中温化アスファルト合材の温度と施工性調査、普及拡大に期待も
日刊工業新聞より
東京都は中温化技術で製造した「中温化アスファルト合材」が、締め固め時に基準温度を下回る場合の施工性や舗装性状などの調査に乗り出す。
中温化アスファルト合材は130~150度で製造する。
締め固め時の基準温度が110度のため、合材工場から遠距離の現場には適用が難しい。
基準温度を下回っても施工性や品質などに問題がなければ、環境負荷軽減にも寄与する中温化アスファルト合材の普及拡大に弾みがつきそうだ。
標準のアスファルト合材は通常160度で製造するが、中温化アスファルト合材は130~150度で製造できる。
加熱温度が低く製造時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ないため、脱炭素化に貢献する。
都が掲げる2030年までに温室効果ガスを00年比で50%削減する「カーボンハーフ」の実現にもつながる。
アスファルト合材は工場で製造後、搬送などの工程を通して徐々に温度が下がる。
中温化アスファルト合材は製造時の温度がもともと低いため、現場で作業する時に110度を切る可能性もある。
その際どの程度工事に影響が出るのか不明点が多いため詳細な調査を始める。
都建設局は「令和4年度中温化アスファルト混合物の締固め度確認調査」業務の委託先を決める希望制指名競争入札を7日に公告した。
参加申請を14日まで電子調達システムで受け付ける。
12月1日に開札する。
「土木・水系関係調査業務」に登録されている者などが参加できる。
業務では、同じ材料で製造した標準のアスファルト合材と、中温化アスファルト合材を使って試験施工を行い、締め固め度を比較検討する。
標準アスファルト合材の試験では工区を四つに分け、それぞれ異なった回数で転圧する。
採取するサンプル数は4工区で各3個ずつ、合計12個とする。
締め固め度の結果を基に、中温化アスファルト合材の転圧回数を決定する。
中温化の場合も工区を四つに分け、4工区の温度が異なるように締め固める。
このうち100度以下の工区を二つ以上設定する。
サンプル数は4工区で各3個ずつ、合計12個とする。
履行期間は23年3月15日まで。
以上です。
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