こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、型枠組立の施工手順について説明します。
型枠組立の施工手順について
型枠の組立施工手順は構造物の形状や、無筋コンクリートか鉄筋コンクリートかによって違ってくるため、構造物全体の施工手順を把握しておく必要がある。
一般的な壁の型枠組立の施工手順は下記の通りである。
作業の流れ | 作業内容 | |
① | 打合せ | ・社員と職長が作業手順の打合せを実施 |
② | 墨出し | ・コンクリート面上に中心線および建込み位置に墨をうつ |
③ | 片面の型枠建込み | ①型枠パネルの建込み(セパレータ―、木コン、フォームタイ取付け)
②縦バタを所定の間隔に取り付ける ③下段よりフォームタイ、上下に横バタを通して締め付け上段に移っていく ④チェーン、ターンバックル、パイプサポート等により、型枠が倒れない程度に仮止めを実施 |
④ | 対面の型枠建込み | ③と同様 |
⑤ | 型枠の通り確認 | 最終的に型枠の通りを確認し、チェーン、パイプ、型枠を調整して正確に位置を決める。 |
型枠の組立施工手順は、構造物の形状により違ってくる。
鉄筋コンクリート構造物の場合は、型枠の組立て作業の途中で鉄筋組立て作業が入る。
また、仮設の土留支保工がある場合は、土留支保工より下段の構造物が仕上がってから、土留支保工を撤去した後、その上の型枠を組立てる。
以上です。
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