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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、アスファルト混合物の種類における、オージーエフシー(OGFC・開粒度摩擦層)について説明します。
【アスファルト混合物の種類】オージーエフシー(OGFC・開粒度摩擦層)
OGFCは、表面処理のチップシールに問題が生じた時、プラント混合によるシールコートを試験的に施工したことから始まった。
1960年代のプラント混合のシールコートは、普通のプラントでシールコート用の骨材に比較的多量のアスファルトと混合し、厚さ15~20㎜に舗設したものである。
ポップコーンアスファルト混合物ともいう。
シールコートと同じメリットがあるうえ、緩んだ骨材が飛散してフロントガラスを割るというような問題を生じない。
OGFCは、空隙量が大きく排水性が良い為、水はね、水しぶきは密粒度アスコンに比べると5~10%減少する。
また、湿潤時のヘッドライトの反射・眩しさが減り、特に夜間の雨中にマーキングの視認性が良くなる。
豪雨が続いても、ハイドロプレーニング現象は発生しない。
タイヤ騒音は速度100~110km/hで、密粒度アスコンより3dBA、コンクリート舗装よりも7dbA低くなる。
新しいタイプのものでは、目詰まりを減らすため、骨材は粒径9.5㎜のかわりに12.5㎜または16㎜のものを使用する。
粒径が大きいと、空隙量も大きくなる。
排水機能は、ダスト、タイヤゴム、凍結防止剤、摩耗粉塵などによる目詰まりで低下するが、高速走行と重交通量の道路では、タイヤの吸引によるクリーニング作用があって目詰まりが抑えられる。
以上です。
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