【土木施工管理技術者試験】盛土の施工について

資格試験

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、盛土の施工について説明します。

 

【土木施工管理技術者試験】盛土の施工について

盛土の施工においては、盛土の種類、締固め厚さ及び敷き均し厚さ、盛土材料及び締固め機械が重要な要素となる。

 

盛土の種類別の締固め厚さ及び敷き均し厚さ

盛土の種類により締固め厚さ及び敷き均し厚さは、道路土工施工指針により定められている。

 

盛土の種類 締固め厚さ(1層) 敷き均し厚さ
路体・堤体 30㎝以下 35㎝~45㎝以下
路床 20㎝以下 25㎝~35㎝以下

 

盛土材料の選定条件

盛土材料としては、下記の材料を使用することが望ましい。

① 施工が容易で締め固めた後の強さが大きい

② 圧縮性が少ない

③ 雨水などの浸食に対して強い

④ 吸水による膨潤性が低い

 

締固め機械の種類と特徴による適用土質

締固め機械の特徴と適用土質を下表に示す。

締固め機械 特徴 適用土質
ロードローラ 静的圧力により締固める 粒調砕石、切込砂利、礫混じり砂
タイヤローラ 空気圧の調整により各種土質に対応する 砂質土、礫混じ砂、山砂利、細粒土、普通土一般
振動ローラ 起振機の振動により締固める 岩砕、切込砂利、砂質土
タンピングローラ 突起の圧力により締固める 風化岩、土丹、礫混じり粘性土
振動コンパクタ 平板上に取り付けた起振機により締固める 鋭敏な粘性土を除くほとんどの土

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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