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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、コンクリート構造物の施工における『型枠・支保工』について説明します。
【コンクリート構造物の施工】型枠・支保工について
型枠・支保工とは、コンクリート打設の際に使用する型枠を支える仮設構造物のことで、以下の決まりに沿って建設する。
①
型枠(せき板)またはパネルの継目は部材軸に直角または平行とし、モルタルが漏出しない構造とする。
②
型枠(せき板)は、転用が前提となり、一般に転用回数は、合板の場合は5回程度、プラスチック型枠の場合は20回程度、鋼製型枠の場合は30回程度を目安とする。
③
せき板内面には剥離剤を塗布する。
④
支保工は受ける荷重を確実に基礎に伝える形式とする。
⑤
支保工の基礎は沈下や不等沈下を生じないようにする。
⑥
型枠(せき板)を取り外してよい時期のコンクリートの圧縮強度の参考値は下表の通り。
部材面の面積 | 例 | コンクリートの圧縮強度
(N/mm2) |
厚い部材の鉛直に近い面
傾いた上面 小さいアーチの外面 |
フーチングの側面 | 3.5 |
薄い部材の鉛直に近い面
45度より急な傾きの下面 小さいアーチの内面 |
柱、壁、梁の側面 | 5.0 |
スラブおよび梁
45度より緩い傾きの下面 |
スラブ、梁の底面、アーチの内面 | 14.0 |
以上です。
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