【ダムの建設】ゾーン型フィルダムの施工上の留意点について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、ゾーン型フィルダムの施工上の留意点について説明します。

 

【ダムの建設】ゾーン型フィルダムの施工上の留意点について

ゾーン型フィルダムは、以下のような施工上の留意点がある。

 

材料

材料の採取と調整

フィルダムの施工上の特性として、現地の自然材料を使用することがあげられる。

品質が不安定な場合は、所要の性質と量を満足させるため、ストックパイルの造成等による材料の調製が必要となる。

 

ストックパイルとは、品質の異なった天然材料などを所定の均一ば材料とするため、それぞれの材料の混合割合を層の厚さで調整し、互層に積み上げたブレンドヤードである。

ブルドーザなどで積層断面をすきとった時に適切な混合材料が得られる。

 

土質材料の改良

土質材料は一般に最適含水比付近の含水比で施工されるので、遮水材料の場合、改良は含水比および粒度の調整が主なものになる。

 

 

施工

遮水ゾーンの盛り立て順序

遮水ゾーンの着岩部の盛り立ては下記の順で行う。

スラリー塗布 → 凹部処理 → 着岩材盛り立て → 中間財盛り立て → コア材盛り立て

 

材料の分離対策

遮水ゾーン内の施工では、ダンプトラックの走行によるわだちや、ダンピング時の材料の分離に注意を払う。

 

遮水材料の敷き均し・転圧

ブルドーザによる遮水材料の敷き均しやローラによる転圧は、みず道を作らないようにし、ダム軸の平行方向に行う。

また、遮水ゾーンの転圧には、タンピングローラを用いる。

 

 

以上です。

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