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飛島建設らトンネルのコンクリ吹き付け工法を開発・跳ね返りと粉じん抑制
日刊工業新聞より
飛島建設とエム・シー・エス(山梨県韮崎市、河西哲夫社長)、すばる建設(埼玉県三郷市、稲村隆浩社長)の3社が山岳トンネル工事向けのコンクリート吹き付け工法を開発した。
専用の型枠と吹き付け材を使うことで、作業時間が従来よりも短縮できる。
吹き付け材の跳ね返りを低減して粉じんによる坑内環境の悪化も防ぐ。
実工事に適用し効果を確認した。
「スマート・ライニング・システム」はトンネル内の地山に専用型枠を当て、コンクリートを吹き付ける。
吹き付けコンクリートが型枠内に入るため、跳ね返りによる材料ロスがなくなり粉じん発生も大幅に抑えられる。
吹き付け材は作業中も充てんできる。
型枠を外した表面が滑らかに仕上がるため、2次吹き付けへの移行がスムーズになる。
飛島建設技術研究所技術開発グループ第一研究室(ICT/IoT分野)の松田浩朗上席研究員は、今後の課題として「型枠の設置時間の短縮と、安定した品質の確保」を挙げ、「実用化に向けて改良を重ねる」とした。
山岳トンネル工事の施工サイクルのうち、コンクリート吹き付けの作業時間は全体の15~25%を占める。
一度に吹き付けられるコンクリートの量を増やすなど、作業効率を高める工法の開発が進んでいる。
ただ吹き付け時のコンクリート量を増やしても跳ね返りで材料ロスや粉じん発生が起こってしまうため、跳ね返りをどう防ぐかが課題だった。
以上です。
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