公共工事の会計検査について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、、公共工事における会計検査について説明します。

 

公共工事の会計検査について

会計検査は、予算が適切かつ有効に執行されたかどうかについて

・正確性

・合規性

・経済性

・効率性

・有効性

などの観点からチェックがなされる。

 

国や政府関係機関、独立行政法人、その他、国が財政援助をしている都道府県、市町村などの事業予算は適切かつ有効に執行されなければならない。

会計検査院は、この予算執行を検査する憲法上の独立機関である。

会検検査院にて、公共工事の内容についても厳しく検査している。

 

【会計検査院】

会計検査院は、国会及び裁判所に属さず、内閣からも独立した憲法上の機関として、国や法律で定められた機関の会計を検査し、会計経理が正しく行われるように監督する職責を果たしています。

 

【検査の観点】

(出典:会計検査院)

 

会計検査院が、公共工事の検査を行う場合、書類上の検査だけでなく

現地で担当者の説明を聞いたり、完成した施設などについて試験機や探知器などを使用し、コンクリートの強度や鉄筋の位置、太さ、数などまで確認する場合もある。

また、工事箇所になんらかの異常が認められたり、設計と相違している点が認められた場合は、その箇所を破壊して内部を確認する破壊検査を実施する場合もある。

 

公共工事は、計画、設計、積算、契約、施工という一連の段階を経て実施する。

検査員はそのいずれかの段階に問題があったのかを検査し、計画不適切、設計不適切などの指摘を行う。

手抜き工事は施工不良として指摘する。

 

平成30年度の検査報告

(出典:会計検査院)

 

平成30年度の会計検査院検査で掲記された件数は335件であり、指摘金額は1,002億3,058万円であった。

そのうち、国土交通省では30件、44億4,572万円が指摘されている。

 

国の予算からすれば、チェックできているのは一部ではあるが

指摘事項を検査対象機関に周知することにより、同様の事態を改善する効果や抑止効果を期待している。

地方自治体の監査事務局でも、公共工事などの予算の適切な執行が行われているか、検査を行っている。

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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