【適用箇所別編】舗装にはたくさん種類がある

土木工学


こんにちは。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

舗装には、『機能』、『材料』、『構造』、『適用箇所』によってそれぞれ種類があることを紹介しています。

前回は、構造に関して紹介しました。

 

 

今日は『適用箇所別の舗装』に関する舗装の種類について紹介したいと思います。

ぜひご覧ください。

 

適用箇所別の舗装について

①橋面舗装

橋面舗装は、交通荷重や雨水その他の気象条件などから橋梁の床版を保護するとともに、通行車両の快適な走行性を確保することを目的として設置。

橋梁部は、代替道路が少なく交通の要となるため、特に耐久性の高い舗装とする。

 

②トンネル内舗装

トンネル内舗装には、トンネルの他にアンダーパス、地下道などの舗装があり、明色性、耐久性に富む舗装が要求される。

また、地山からの湧水処理、排水処理を考慮することが重要。

トンネルの延長が長い場合は、コンクリート舗装や半たわみ性舗装などを用いる。延長が短い場合は、トンネル前後の舗装と同一にすることが多い。

 

③岩盤上の舗装

路床面下約1m未満に岩盤がある場合、その岩盤の性状をよく把握し、適切に施工を行う。

岩盤には、風化が進んだ軟岩と硬く固結した硬岩の層がある。

 

④歩道および自転車道などの舗装

『歩道および自転車道などの舗装』とは、歩道、歩行者専用道路、自転車専用道路、自転車歩行者専用道路、公園内の道路および広場などの、主に自転車の走行、歩行者および車椅子などの通行に供する道路に適用される舗装。

安全、円滑、快適な歩行性、走行性を確保するとともに、環境の保全と改善に配慮し、親しみや潤いなど、生活環境へのアメニティーを与えることが必要。

歩道においては、高齢者や車椅子利用者などにとっても、快適で安全に通行できるよう十分な幅員を取り、段差や勾配を解消するなど、バリアフリーであるとともに、ユニバーサルデザインに配慮したものであることが要求される。

 

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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