アスファルトプラントにおける品質管理について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルトプラントにおける品質管理について説明します。

 

アスファルトプラントにおける品質管理について

骨材粒度

ふるい分け試験のための試料は、ストックヤード、コールドフィーダ、ホットビン、抽出試験後の材料などから採取する。

ストックヤードにおける粒度の変動の原因は、砕石工場や運搬時の材料の変動によるもので、これには全ての場合、試料採取と試験の誤差が含まれる。

コールドフィーダにおける変動には、ストックヤード粒度の変動、コールドビンへの供給の不適切、各ビンの調整の不良、材料分離などが含まれる。

ホットビン粒度の変動には、コールドフィーダ粒度の変動、ダストコレクターからの供給不良、フルイ効率の変化、フルイの目詰まりなどの異常が含まれる。

アスファルト混合物の試料は、通常トラック上の積み荷から採取、またはフィニッシャーの後部から採取できる。

アスファルト混合物の粒度変動には、ホットビン粒度の変動、ホットビン配合の不良、材料分離などが含まれる。

骨材粒度の管理では、複数の箇所で試料を採取して試験を行うことによって、問題の発生箇所が分かりやすくなる。

 

アスファルト量

アスファルト量は、通常、抽出試験で測定するが、他に中性子水分計と同じ原理を利用して測定することもできる。

抽出試験には、遠心分離機やソックスレー抽出器が用いられる。

抽出試験では、試料のアスファルトの溶解に用いる塩素系の溶剤に環境汚染の問題があり、これに代わる焼却法を利用することがある。

焼却法は、試料を炉中(約500℃)に入れてアスファルト分を焼却し、重量減分を測定する。

自動化されており、抽出法よりも正確だという。

アスファルト量の変動は、骨材、アスファルトの計量器の精度、アスファルトの漏れ、材料分離などによっておこる。

粗骨材分が多い試料では、粗骨材の表面積が細骨材よりも小さいため、アスファルト量は少なめになる。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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