【国別の投資環境まとめ】ベトナムについて

【国別の投資環境まとめ】ベトナムについて

こんにちは。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

ASEANや南西アジアはビジネス展開を考えるうえで、その『市場規模や成長性』において魅力的です。

一方で、課題やリスクもあるということを紹介しました。

現在、もう少し落とし込んで検討していくために、国別に見ています。

今日は『ベトナム』です。

ぜひご覧ください。

 

【国別の投資環境まとめ】ベトナムについて

ベトナムはチャイナ・プラス・ワンの最有力候補地として注目されています。

年々改善される投資環境やタイの人件費高騰、人材採用難などの影響からタイ・プラス・ワンの候補地にも挙げられています。

一方で、銀行の不良債権、国有企業の改革、不透明な行政手続き、工業化戦略の策定遅れなどの問題もあります。

 

ビジネスチャンス(メリット)

まとめ

・安定した政治、社会情勢

・共産党一党指導体制による政治の安定感は東南アジアの中でも際立っている

・ベトナムは東南アジアの中でも有数の親日国家である

・市場規模、成長性が高い

・ベトナムの人口は9千万人を超え、2030年には1億人を超えると予想されている

・1人あたりのGDPも年々増加してきており、消費市場としても魅力が増してきている

・従業員が雇いやすい

 

ビジネス上の課題

①カントリーリスク

政治

・中国との政治関係が懸念材料

・国民の中国に対する脅威や嫌悪感が募っている

社会

・汚職、腐敗が多い

・汚職撲滅に向けて本腰を入れて政府は取り組んでいる

自然災害

・ダナンなどの中部や中北部は台風災害のリスクに留意する必要がある

経済

・過去に高インフレに伴う経済への悪影響あり

・慢性的な貿易赤字による外貨不足

・不良債権の多くが国有企業であり、改革が必要

・不良債権問題が深刻になると銀行経営の圧迫につながり、融資の滞りなど経済活動の足かせになる

・ASEAN域内の関税撤廃による影響(自国産業を守る動きが必要)

 

②オペレーショナルリスク

生産・販売

・電力事情は大幅に改善された。今後も安定供給に向けた動き

・道路の舗装状況は悪いが、改善されつつある

・裾野産業が未成熟のため、現地で原材料の調達が出来なければコスト高になる

・地場企業との取引には細心の注意を払い、代金回収でのトラブルを避ける必要がある

雇用・労働・人権

・従業員の賃金上昇リスク

・将来的な人材確保に留意

・中間管理職、技術者など日系企業が求めるレベルの人材は慢性的に不足

・日本の文化とは違い、キャリアアップのための転職は一般的

・数百人規模の企業の場合、労働争議の懸念がある

・従業員の不正に注意する必要がある(海外ならどこでも)

税務・通関

・税務処理の理解不足による追徴課税に注意する必要がある

・1年間で183日以上ベトナムに滞在する場合、居住者扱いになり個人所得税の対象となる

・183日未満であっても、賃貸契約した家などがある場合は同じ扱いになる

・税関担当者の不透明な判断による混乱が生じる場合がある

法務・規制

・外資企業の小売り、卸売り業への参入はたばこ、医薬品、貴金属など一部を除いて2009年1月から外資100%の出資が認められている

・一方で、小売業の場合、2店舗目からは出店申請が必要でその内容が不透明な場合がある(進出の阻害になる)

・ベトナムでの撤退は容易ではなく、厳しい税務調査がある

・撤退の手続きには1年から1年半程度を要する

 

③セキュリティリスク

・医療機関が充実してきてはいるが、複雑な手術が必要な場合、タイなどへの緊急搬送が必要な場合がある

 

 

いかがでしたでしょうか?

ベトナムは人件費の魅力、購買力を持った中間層の増加、安定した政治、社会情勢などもあり、引き続き積極的な投資が見込まれるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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