コンクリート構造物の崩壊原因④

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート構造物の崩壊原因について説明します。

 

コンクリート構造物の崩壊原因

コンクリート構造物の重大な予兆や変状を見過ごしてしまうことにより、構造物の機能や耐久性に影響が生じた後に対策を施す事後処理では、対策コストが増大する。

また、最悪の場合、構造物の崩壊にまで達することがある。

 

コンクリート構造物の崩壊原因はいくつかに分類される。

① 構造物の既存不適格が原因となったもの

② 点検・診断の不十分が原因となったもの

③ 潜在的弱点を有したことが原因となったもの

④ 不適切な補修・補強が原因と推定されるもの

通常は、原因が1つに絞られるわけではなく複数の原因が組み合わさった場合が多い。

 

④ 不適切な補修・補強が原因と推定されるもの

・コンクリート構造物には、補修、補強工事を実施したのにもかかわらず崩壊したケースもある

・補修、補強により導入したケーブルのプレストレスにより、コンクリートに過大な圧縮力が作用し座屈現象を起こしたケースがある

・一方で、補修補強が原因ではなく、そもそもの設計において耐久性が確保できていなかったという意見もあり、コンクリート構造物の診断の重要性が垣間見える

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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