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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、護岸の計画および施工上の留意点について説明します。
【河川】護岸の計画および施工上の留意点について②
護岸は、高水位以下の水位の流水の通常の作用に対して堤防を保護する構造とし、水際部に設置する護岸は、十分に自然環境を考慮した構造とすることを基本にするとされている。
護岸の計画および施工に関して、以下のような留意点がある。
法覆工についての留意点
① 法覆工の高さ
法覆工の高さは高水護岸では原則として堤防天端までとするが、植生被覆等の効果等を勘案して過大な範囲とならないように留意する必要がある。
② 法覆工の表面粗度
法覆工の表面は、なるべく粗に仕上げ、護岸に沿う流速を弱め、脚部の洗堀を軽減する。
③ 護岸の屈とう性
護岸は出水等による被害を最も受けやすい部分であるので、局部的な破壊が直ちに全体に影響を及ぼさない等の観点から、法覆工が堤体、河岸の変形にある程度追随できる構造となっているほうが望ましい。
④ 法覆工の構造目地
コンクリートブロックの法覆工では、流水による法覆工の一部の破壊が全体に及ばないように、一般に、堤防の縦断方向に10~20m間隔で、構造目地を設ける。
以上です。
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