アスファルトの表層・基層の施工上の留意点について②

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルトの表層・基層の施工上の留意点について説明します。

 

アスファルトの表層・基層の施工上の留意点について②

アスファルト舗装の継目の施工

① 継目の位置

継目位置は、既設舗装の補修、延伸、拡幅の場合を除いて、下層の継目の上に上層の継目を重ねないようにする。

 

② 横継目の平たん性

横継目の仕上がりの良否は、走行性に直接影響するので平たんに仕上げるよう注意する。

 

③ 縦継目の施工

道路舗装の加熱アスファルト混合物の縦継目部の施工は、レーキなどにより粗骨材を取り除いた混合物を既設舗装に5cm程度重ねて敷き均し、ただちにローラの駆動輪を15cm程度かけて転圧する。

表層の縦継目の位置は、レーンマークに合わせるのを原則とする。

 

④ ホットジョイント

道路のアスファルト舗装の施工におけるホットジョイントの締固めは、縦継目側の5~10cmを転圧しないでおいて、この部分は後続の混合物を締固めるときに同時に行う。

 

 

交通開放温度

道路のアスファルト舗装の施工における転圧終了後の交通開放時の舗装表面温度は、初期わだち掘れに大きく影響するので概ね50℃以下とする。

舗装表面温度を50℃以下とすることによって、交通開放初期における舗装の変形を小さくすることが可能になる。

 

 

改質アスファルト混合物の舗設

改質アスファルト混合物の舗設は、通常の加熱アスファルト混合物に比べて高い温度で行う場合が多いので、特に温度管理に留意して敷き均しを行い、締め固めて仕上げる。

また、改質アスファルト混合物の舗設温度は、製品により異なるので、詳細は製造メーカーの仕様を参考にする。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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