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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、地すべり防止工の浅層地下水排除工に関する計画及び施工上の留意点について説明します。
【砂防】(浅層地下水排除工)地すべり防止工に関する計画及び施工上の留意点
採用された工種の施工順位は、地すべり発生機構、地すべりの運動状況、人為的誘因の影響度合から判断される。
浅層地下水排除工について以下のような目的、計画および施工上の留意点がある。
浅層地下水排除工
① 暗渠工
深さを地表から2m程度、1本の暗渠の長さを20m程度の直線とし、底には漏水防止のための防水シート等を敷設し、暗渠管の周囲並びに上部には土砂の吸出しによる陥没を防止するため吸出し、防止材を敷設する。
② 明暗渠工
凹地で暗渠工と水路工を併用した構造としたものである。
③ 横ボーリング工
表層部の帯水層に横ボーリングにて集水管を挿入して排水するもので、ボーリング先端の間隔が5~10mとなるように放射状に配置する。
掘進は66㎜以上の孔径で、おおむね仰角5度~10度の勾配とし、目的とする帯水層、またはすべり面からさらに5m以上先までの余裕をもった長さを標準とする。
以上です。
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