【コンクリート構造物の施工】ひび割れ現象について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート構造物の施工における『ひび割れ現象』について説明します。

 

【コンクリート構造物の施工】ひび割れ現象について

コンクリートのひび割れの種類、原因及び対策について以下に示す。

 

温度ひび割れ

原因

施工時と硬化後における気温差によりコンクリートの収縮が生じる。

 

対策

・打設時のコンクリート温度を低くする。

・石灰石等の気温の影響の少ない骨材を使用する。

 

 

アルカリ骨材反応によるひび割れ

原因

アルカリ反応性骨材とコンクリート中のアルカリ成分が反応してシリカ分が吸水膨張する。

 

対策

・アルカリシリカ反応で無害とされた骨材を使用する。

・アルカリ総量を3.0kg/㎥以下に抑制する。

 

 

鉄筋の腐食によるひび割れ

原因

コンクリートの中性化が、鉄筋に到達したときに生じる。

 

対策

・十分なかぶりを確保する。

・水セメント比を50%以下とする。

・混合セメント(B種・C種)を使用して抑制する。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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