こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、アスファルト舗装の路床について説明します。
【アスファルト舗装】路床について
切土路床と構築路床
地山に支持力が十分にあれば、切土部を路床とすることができ、切土路床という。
構築路床は、原地盤が軟弱で支持力が不足している場合、舗装の仕上がり高さが制限されている場合、路床の凍結融解の影響緩和対策が必要な場合等に原地盤を改良して構築するものである。
切土路床の施工
切土路床は、原地盤の支持力低下を生じさせないように留意しながら掘削、整形および締固めを行って仕上げる。
構築路床の施工
構築路床の築造工法には盛土工法、置換え工法および安定処理工法がある。
路床の設計CBRが３未満の路床の場合は、通常、安定処理をするか、良質土に置き換える。
① 盛土工法
盛土工法は、良質土を原地盤の上に盛上げて築造し、構築路床とする。
使用する盛土材については、その性質を把握して施工する。
② 置換え工法
路床が切土で、軟弱な原地盤を所定の深さまで掘削し、その部分を良質土で置き換えて構築路床を築造する、
③ 安定処理工法
現状路床土とセメントや石灰などの安定材を均一に混合し、締固めて仕上げて支持力を改善して構築路床を築造する。
以上です。
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