【基礎工】直接基礎について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、基礎工の直接基礎について説明します。

 

【基礎工】直接基礎について

支持層の選定

① 砂層および砂礫層においては、N値が30程度以上あれば良質な支持層とみなしてよい。

 

② 粘性土においては、N値が20程度以上(一軸圧縮強度が0.4N/mm2程度以上)あれば圧密のおそれのない良質な支持層と考えてよい。

 

③ 岩盤においては大きな支持力が期待できるが、岩盤に不連続面が存在したり、スレーキング等の影響を受けやすい場合には事前に検討する必要がある。

 

安定性の検討

① 直接基礎の安定性を確保するために、支持、転倒および滑動に対して所要の安全率を確保しなければならない。ただし、転倒に関して、浅い基礎形式に対しては、原則として照査が必要であるが、深い基礎形式に対しては照査は不要である。

 

② 地盤の支持力について、鉛直地盤反力は、基礎底面地盤の許容鉛直支持力以下とする。

 

③ 転倒に対する安定性は、合力の作用位置が、常時は底面の中心より底面幅の1/6以内、地震時は1/3以内とする。

 

④ 滑動に対する安定性は、基礎に作用する水平力を基礎底面のせん断地盤反力と基礎全面の水平地盤反力とで分担して抵抗する。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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