【鋼構造物】耐候性鋼材について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、耐候性鋼材について説明します。

 

【鋼構造物】耐候性鋼材について

耐候性鋼材には、以下のような特徴と使用上の留意点がある。

 

① 耐候性鋼材の特徴と使用制限

耐候性鋼材は鋼材に適量の合金元素を添加することによって、鋼材表面に緻密な錆層が形成され、この錆層が鋼材表面を保護することで錆の進展を抑制し、腐食速度を普通鋼材に比べて低下させたものである。

海水の飛沫が直接かかるような海岸にごく近い場所においては、無塗装の場合、塩分によって安定錆の形成が阻害されることもあり、一般の耐候性鋼には

『飛来塩分量が0.05mdd(mg/dm2/day)以下の地点に限って無塗装で使用してよい』

という制限が設けられている。

 

② 表面処理材の塗布

耐候性鋼材を鋼道路橋に用いる場合、鋼桁の架設後、コンクリート床版は速やかに打設することが望ましいが、やむを得ず床版コンクリート打設までの期間が長期に及ぶ場合には、耐候性鋼材の雨水のかかりによる錆むらを避けるために、あらかじめ耐候性鋼用表面処理剤を塗布するのがよい。

 

③ 黒皮処理

黒皮の付着が均質でないため、黒皮とさびとのむらの発生や、さびの色むらが残ることがあり、耐候性鋼材の表面は黒皮を除去することを標準とする。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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