【鋼構造物】鋼材の品質確保および加工についての留意点について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、鋼材の品質確保および加工についての留意点について説明します。

 

【鋼構造物】鋼材の品質確保および加工についての留意点について

鋼材の品質確保および加工については以下のような留意点がある。

 

① 鋼材の長期保管

鋼材の長期保管にあたっては、品質保持のため、鋼材の用途に応じて原板プライマーを施すなど保管条件に十分配慮する。

 

② 使用鋼板

鋼板は、内部欠陥が存在すると、伸び、シャルピー吸収エネルギーが減少し、強度が低下するので、内部欠陥のないものを使用するのがよい。

 

③ 熱間加工

調質鋼のような焼き入れ、焼き戻し処理の施された鋼材は、熱間加工を行ってはならない

 

④ 冷間加工

鋼材は冷間加工を行うと、靭性の低下や、亀裂が生じるおそれがあるので、主要部材の冷間加工を行う場合は局部的に大きなひずみを与えないようにし、鋼材の機械的性質などの特性が損なわれないようにする必要がある。

冷間曲げ加工を行う場合は曲げ加工の内側半径の大きさは板厚tの15倍以上とし、折り曲げ部のエッジは、加工前に0.1t以上の面取りを行うことを原則とする。

 

⑤ 鋼材の切断法

鋼材の切断法には、ガス切断法と機械切断によるせん断法などがあり、主要部材の切断は原則として自動ガス切断法による。

 

 

以上です。

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