【鹿島道路】舗装管理にIoT・ICT導入/職員の働き方改革実現

時事通信

 

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【鹿島道路】舗装管理にIoT・ICT導入/職員の働き方改革実現

 

日刊工業新聞より

 

 

鹿島道路が徳島市内で施工中の高速道路の舗装工事にIoT(モノのインターネット)やICT(情報通信技術)を導入し、職員の働き方改革を実現している。

品質を左右するアスファルト合材の温度管理やローラーの転圧回数などのデータをパソコンやタブレット端末で共有し、施工管理の業務を効率化した。

労働時間の削減や現場の危険作業を減らし職員のモチベーション向上につながっている。

導入したのは、自社開発したアプリケーション「KSSL(カジマ・スマート・サイト・リンク)」。

合材の出荷から運搬、受け入れ、敷きならし、転圧までの各プロセスで取得したデジタルデータをクラウドで統合管理する。

出荷から荷下ろしまでの合材の温度やダンプの積載状態、到着・帰着予想時刻をリアルタイムで表示。

プラントと現場の情報共有を円滑化しロスを減らせる。

ドライバーには運搬経路の案内だけでなく、通学路など経路上で注意が必要な場所や現場への入場・待機のタイミングを指示する。

敷きならしや転圧時の舗装面全域の温度や転圧回数を常時管理できる。

荷下ろしした位置の情報を把握するトレーサビリティー(追跡可能性)で、将来的な維持補修にも役立つ。

道路舗装の現場では、複数の担当者が施工管理に当たる。

延長距離が長いと移動に時間がかかる。

合材温度を測るダンプの荷台上や重機と近接した作業が連続する。KSSLを導入することで、施工が確認できる安全な場所で必要なデータを取り出せる。

帳票の作成作業も容易になり、時間外業務の削減になる。

現場は西日本高速道路四国支社発注の「四国横断自動車道徳島東舗装工事」(工期2020年9月17日~22年7月8日)。

21日に開通する徳島南部自動車道徳島JCT~徳島沖洲IC間の工事で、吉野川サンライズ大橋の舗装の一部などで運用した。

KSSLの試行は同現場で3件目。

運用上の課題の解消にめどが付き、遠隔臨場など発注者との連携も準備できている。

開発に携わった生産技術本部ICT施工推進室の桑田直人課長代理は「4月から大型現場を中心に本格運用していきたい」と意気込む。

 



 

以上です。

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