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ピナクルズ・現場向け動画教育システムを展開・字幕作成や翻訳を自動化
日刊建設工業新聞より
システム開発を手掛けるピナクルズ(東京都渋谷区、貴山敬代表取締役兼最高経営責任者〈CEO〉)が、現場向け動画教育プラットフォームの提供に注力している。
実地研修の動画をスマートフォンなどで撮影すると、話した内容の字幕が自動作成され100カ国以上の言語に翻訳できる。
短いOJT動画を組み合わせた利用を想定している。
動画ごとに教育対象者の習熟の有無が記録可能。いつ誰が何を学ぶべきかを自動提案する機能の搭載も予定する。
展開する「tebiki」は、現場従事者が自ら動画マニュアルを作成して共有できるクラウド動画教育システム。製造業が多いが建設会社や建設関連企業でも実績があり、長大やタダノが導入している。
OJTで教えている内容をスマホやタブレット端末で撮影し、アップロードして利用する。
動画の加工や動画の一部の静止画化、字幕の編集などが可能。
○や×などのスタンプを盛り込む機能があり、正しい作業と誤った作業の両方を見せて理解を深めるケースも多いという。
複数の動画を連続再生できるため、細かい作業ごとに1分程度の短い動画を撮影して組み合わせるやり方を推奨している。
動画視聴後に、該当作業が実施できるかどうかを申告する機能があり、総視聴時間や習熟度のスキルマップを自動作成できる。
習熟度に応じて何を学ぶべきかを自動提案する機能を、年内をめどに追加する予定。
貴山代表取締役は「ふわふわしたノウハウをデジタル化できる。最終的にはスキルを見える化し、人事評価のDX(デジタルトランスフォーメーション)につなげたい」と話している。
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