【コンビニ24時間営業は限界】→理解できる

時事通信

こんにちは。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

大阪府東大阪市のセブンイレブンで、人手不足から未明の営業を止めるという点でセブンイレブンジャパンと対立しているという話題です。

24時間営業といいうのは、利用者の観点からすると確かに便利ですがコンビニオーナーやそこで働く労働者からすると非常に過酷であると言わざるを得ないでしょう。

皆さんはどう思いますか?

 

【コンビニ24時間営業は限界】→理解できる

大手コンビニのロイヤリティの高さに驚愕

コンビニのビジネスモデルをご存知でしょうか?

セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなど、私たちは街を歩けばこれらのコンビニをすぐ見つけらるでしょう。

凄い時代になりました。

これら大手コンビニは、新規店舗を出した場合、オーナーを募集します。

所謂、フランチャイズ契約です。

コンビニオーナーは社員ではありません。あくまで個人事業主です。

コンビニオーナーは、月の売上高から売上原価を引いた【売上総利益】からコンビニ本部へロイヤリティを支払います。

売上高ー売上原価=売上総利益

このロイヤリティの割合がどのくらいがご存知でしょうか?

契約年数や、コンビニの土地がオーナー所有のものかコンビニ本部のものかによって違うのですが、約30%~70%です。

ロイヤリティは約30%から70%です!!!

 

例えば、月の売上高が1000万円とします。

売上原価が500万円とします。(ありえませんが分かりやすくするために)

よって、売上総利益は500万円です。

仮に、ロイヤリティが70%だとすると、コンビニ本部に支払うロイヤリティは350万円になります

500×0.7=350万円

残った利益は、150万円。

この150万円から、アルバイトなどの給料、各経費を差し引いた残りがコンビニオーナーの利益になります。

 

ロイヤリティが高すぎる・・・

 

と思いませんか?

確かに、コンビニ本部のネームバリューやマニュアル化されたシステムがあればそれなりの売り上げも見込めるし、うまくスタートも切れるでしょう。

しかしながら、得られる利益に対してコンビニオーナーの努力が反映されにくい仕組みになっているような気がします。

 

そもそも人材不足

日本はそもそも働き手が不足しています。

都会などでは、外国人留学生などの外国人労働者も多いので、ある程度労働者を確保できるでしょう。

しかし、田舎などではそもそも働き手が少ないですし、それが深夜とかになると更に顕著だと思います。

実際、深夜の営業時には働き手がおらずコンビニオーナーがその時間帯を担当している事が多いのではないでしょうか?

深夜の時間帯の実務をこなし、昼間の実務のフォローもする。

コンビニの仕事の内容を全く知らない筆者でも、その過酷さが容易に想像できます。

 

24時間営業する必要があるのか?

これは立地によると思います。

そもそも、深夜の時間帯にほとんどお客さんがこないのであれば、人件費も電気代も諸々無駄です。

深夜でもお客さんが来る店舗(都会のみでしょう)であれば、営業する価値があるでしょうがそうでない場合は無理に営業しなくて良いと思います。

そもそも、なんで全店舗24時間営業なのか謎です。

月の売上高や時間帯別の売上高から、店舗ごとに効率的な営業時間を決めればみんなが幸せになるような気がします。

 

まとめ

・必ずしも24時間営業する必要はない

・24時間営業しなくても、理解してくれる人は多いはず

・それでも24時間営業を求めるならロイヤリティの改善などが必須

・でも、結局働く人がいなければ無理になるのでいずれ限界がくる気がする

・外国人労働者を受け入れるしかない

 

いかがでしたでしょうか?

あくまで、個人の見解なので様々な事情があることは理解しています。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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